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ビーズアクセサリーを長持ちさせるテグスと金具の選び方

せっかく時間をかけて作ったビーズアクセサリーが、少し使っただけでほどけてしまったら悲しいものです。材料の選び方と仕上げのひと手間で、丈夫さは大きく変わります。今回は、ぱすてる★びーずでの制作経験をもとに、長持ちさせるコツを紹介します。
まずは糸選びから
ビーズをつなぐ糸として、もっともよく使われるのがテグスです。透明な釣り糸のような素材で、細いビーズの穴にも通しやすく、出来上がりがすっきりします。太さは号数で表され、数字が大きいほど太くなります。たとえばリースのレシピでは、2号のテグスを200cm用意する、と書いてありました。小さな丸小ビーズを何度も通す作品では、細めのものを選ぶと穴に何度も通せますが、そのぶん強度は落ちます。作るものと、ビーズの穴の大きさを見比べて決めましょう。
- ネックレスやブレスレット 引っ張られる力がかかるので、やや太めで丈夫なものを選びます。
- ストラップやチャーム 小さなモチーフは細めで柔らかいものが扱いやすく、何度も通す編み方にも向いています。
- ピアスやイヤリング 軽さが大切です。細めのテグスで、ビーズも軽いものを選びます。
スワロフスキーなどのクリスタルを使うとき
スワロフスキーのようなカットガラスのビーズは、光を受けて美しく輝きます。その一方で、穴の縁がとがっていて、糸をこすって傷めてしまうことがあります。糸が擦れそうな部分には、間に小さな丸小ビーズをはさむと、直接こすれるのを防げます。何度も通す部分は、最後に糸を二重にしておくと、片方が傷んでももう一方が支えてくれます。
結び目と端の処理
アクセサリーがほどける原因のほとんどは、結び目と糸の端にあります。糸を通し終えたら、かた結びを二回、三回と重ね、結び目の上から少量のビーズ用接着剤をつけておくと安心です。接着剤は少なめにして、乾くまで動かさないようにしてください。余った糸は、ビーズの中に何個か通してから切ると、端が飛び出さず、肌にも当たりにくくなります。
金具の選び方
アクセサリーの土台になる金具も、大切な材料です。いちばん手軽なのはメッキ加工のものですが、汗や水、化粧品によって少しずつ色が変わったり、はがれたりすることがあります。金属アレルギーのある方は、材質がはっきりしたものを選び、心配なときはお使いにならないでください。ぱすてる★びーずでも、メッキの金具は肌に合わない方がいるとお伝えしていました。
- ピンやカンは、丸めた部分が開いていないか確認する。
- ペンチで閉じるときは、左右にひねって開閉する。前後に広げると形がゆがむ。
- 金具の大きさは、ビーズのサイズに合ったものを選ぶ。
使うときとしまうときのお手入れ
ビーズアクセサリーは、水や汗、香水が苦手です。お風呂や水仕事、運動のときははずし、使ったあとは柔らかい布で軽くふいてから保管しましょう。直射日光が当たる場所に置くと、色あせや変色の原因になります。ひとつずつ小さな袋や仕切りのある箱に入れておくと、ほかのアクセサリーと絡まずにすみます。
編み図つきのレシピで作った作品なら、作り方の記録を残しておくと、糸が切れたときにも同じ手順で直せます。写真を撮り、使った材料の数を書きとめておくのもおすすめです。
おわりに
丈夫さは、見た目にはあまり出ない部分の積み重ねで決まります。糸の太さ、結び目、金具、そして毎日のお手入れ。ひとつひとつは小さなことですが、そこまで気を配ると、手作りのアクセサリーは長い間、大切な思い出とともに使い続けることができます。ギャラリーでは、くまやわんこ、ハートのモチーフなど、たくさんの作品を紹介しています。作り方の参考にご覧ください。
作品ごとのちょっとした工夫
ストラップ
毎日のように動かされるので、ほかのアクセサリーより傷みやすい作品です。ストラップ用の金具に通す部分は、糸を二重、三重にして、強度を上げましょう。バッグの中で他の物とこすれる場所には、平らな面のビーズを選ぶと、引っかかりにくくなります。
ネックレス
首にかけるものなので、長さの調整ができるアジャスターがついていると便利です。留め具は、外れにくいトグル式やプレート式の中から、作品の重さに合ったものを選んでください。
モチーフ作品(くま、わんこ、ハート)
立体的なモチーフは、形をつくるために同じビーズに何度も糸を通します。糸を引きしめすぎるとビーズの穴が割れることがあるので、ほどよい張りで止めましょう。仕上げに、形が整ったかどうかを、横から確認してみてください。
小さな工夫を重ねることで、手作りのアクセサリーは、市販品にも負けない丈夫さと、あたたかい魅力を持ちます。ぜひ、楽しみながら作ってみてください。